波動を上げる ①会津ころり三観音「鳥追観音」
当所で行っているのは、波動施術です。ニュースキャン、AWGなどの波動機、または整体によって波動を上げる施術を行っています。そこで重要なのが、いかに施術結果を出していけるかです。それは、施術をどう施していくかということだけに意識が向きがちですが、それでは十分な結果を得られないこともあります。その他に何が必要かと言いますと、来所される方、それぞれのものの見方や思考、思いなどの意識エネルギーです。波動が上がるとは、この意識エネルギーが上がることを意味します。
日本人は古来から、神社寺院に「詣でる」「参拝する」ということを習わし、風習としてきました。節目節目で神社や寺院を訪れます。七五三のお宮参りやお正月の元旦参り、厄年の厄払いなど、節目の時、あらためて自分や家族のために詣でます。そんな時、なにを思うか振り返ると、今までの自分やこれからの自分を感謝の気持ちを持って思います。何となく落ち着いた癒された感覚になったことがあるでしょう。これが意識エネルギーの変化です。忙しく、せかせかしている時の思考と行動、落ち着いて楽な気持ちの時の思考と行動はまったく違ってきます。この意識エネルギーが身体にも大きな変化を作るのです。
今年最後の三連休、一日だけ時間が取れたので、仏都会津、西会津にある「ころり三観音」の一つ「鳥追(とりおい)観音」に行ってきました。仏の都会津、この中核として善男善女の信仰を広く集めているのが会津三観音(別名:ころり三観音)です。観音経で謂う三毒消滅の観音霊場として著名です。会津五色不動尊「如法寺」にある観音様です。その他、会津には、「西勝寺」「龍興寺」「慈恩寺」「常楽院」の4つの不動尊があります。
こちらが「鳥追観音」がある如法寺です。

波動が上がる霊場「鳥追観音」
三毒とは、仏語で「貧(とん)」「瞋(じん)」「痴(ち)」をいい、むさぼる邪心な欲。腹をたてる怒りの心。愚痴を言う不平不満の心です。この三様の悪い心を三観音を巡拝して仏の慈悲にすがり消し去るのが三観音の巡拝です。そうすると、み仏の導きで心に安らぎが宿り、諸病がなくなり、健康に恵まれ、長寿を全うして、やがては病に伏すことなく大往生が約束され、来世には極楽に往生ができる、という教えです「ころりと死ねる」ことで有名な観音様です。
三毒という卑しい思いが波動を下げる周波数となって身体に共鳴し不調を作っていきます。これらを取り去ることで波動が上がる周波数が身体に共鳴していくのです。「鳥追観音」の他、会津坂下の「立木観音」と会津美里の「中田観音」の3つで会津ころり三観音といいます。鳥追観音は、越後と会津の境の町、野沢地区にあります。今から千二百年前、大同二年、徳一開基の古稀です。
なんともやさしい顔のお地蔵さんです。あんない小僧さんが手招きしています。
如法寺は、豪雪地帯にありますので、毎年11月末までで一般観覧は終わりになります。年明けは3月末ごろから観覧することができます。しかし、年末年始は特別に観覧を行っているようです。平成元年のNHK「ゆく年くる年」の除夜の鐘にこの如法寺が出ました。波動を上げる霊場として有名です。