波動の高い温泉 早戸温泉「つるの湯」

一般社団法人「日本温泉協会」の資料によると、温泉地数、源泉総数とも全国ベスト10に入っているのが福島県です。温泉の総湧出量、自噴湧出量はともに全国2位で豊かな温泉に恵まれた県が福島県です。今回、そんな数多い温泉の中から、波動の高い温泉をご紹介します。

ここで波動が高いとは何をもってしていうのかですが、そこを利用する人が感じる空気感や風景、建物、設置物など施設内外で感じる感覚すべてが自分にとって心地良かったりリラックスできる感覚が高いということです。温泉はもともと湯治として、湯に入って健康をつくるものですから、この感覚がなければ波動が高いとはいえません。そういう意味で、誰が行ってもそう感じてもらえる温泉が今回紹介する早戸温泉「つるの湯」です。

それは、会津坂下から柳津を抜け、三島町にあります。開湯1200年の湯治棟も備えた温泉施設です。泉質は、源泉かけ流しの100%天然薬湯温泉です。源泉温度は53℃で露天風呂の方は少し熱く43〜44℃、内風呂は42〜43℃で程良い湯加減です。福島には、高湯や中の沢温泉など、泉質に優れた温泉はたくさんありますが、ここ早戸温泉「つるの湯」も非常に上質な温泉です。

建物は平成16年に新しくしたそうで、新しいだけでなく清潔感もあり、利用される方のマナーも非常にいいなと感じる温泉です。地元会津地域からはもちろん、県内全域、関東方面からのお客さんも多い温泉です。下の写真が湯治棟です。

いまの季節ですと、温かく湿った空気が川に冷やされて生じる川霧です。尾瀬を水源とする只見川は雪解け水を含み低温な上、空気と接する水面が広く、川霧が発生しやすいとされています。朝、夕に多く見られる川霧を露天風呂から眺めるひと時は、今この瞬間の幸せを感じさせてくれます。飲泉の許可も取っている温泉ですので、慢性胃腸病、慢性便秘症の方は、飲泉場で温泉も飲めます。身体の内から外から湯治が行える温泉です。できれば一週間くらいの湯治で行きたい温泉です。

駐車場から見える只見川渓谷の川霧。この風景は、今の季節だけに見られる光景です。露天風呂の背景は、まさしく一面がこの川霧です。